外構リフォーム

2023.05.02

外構とは、門やフェンス・アプローチなど住宅の外側にある構造物を指します。
住宅により外構の規模には差がありますが、印象を大きく変える重要な要素だけでなく、暮らしやすさにもかかわる場所です。
また外構は、エクステリアと混同されやすいですが、外構は住宅の外側を構成している構造物そのものを指し、エクステリアは建物の外側の空間”インテリア”を指しています。

〇玄関アプローチ

玄関アプローチは、お住まいから門から玄関までのことをいいます。
「住まいの顔」といわれることもあり、デザイン面・機能面ともにこだわりたいところです。
使用される素材もさまざまな種類があり、素材ごとに印象を大きく変えることができます。

・タイル
タイルは玄関アプローチの素材によく使用されます。
・レンガ
レンガは個性的な雰囲気を出すことができる素材です。
・土間コンクリート
土間コンクリートは耐久性が高いため、駐車場に適した素材です。
・石材
石材も玄関アプローチの素材として多く用いられており、その種類も豊富です。
・枕木
ナチュラルな雰囲気の玄関アプローチにオススメの枕木は、もともと線路にレールに敷かれていた木材です。
・砂利
比較的安価で利用できる素材です。

〇塀(フェンス)

建物を取り囲むことで、目隠しや防犯性といった機能面が重視される塀やフェンス。
しかし欧風・洋風・和モダンと、建物の多様化してきた現代では、デザイン性を重視されるようになってきました。
目隠しとしてはもちろん、建物とのバランス・景観・隣地への日照、風通し・防犯性・メンテナンス性など、あらゆる面を加味した設計・施工をお届けいたします。

・フェンス
金属や木材を加工して作られているフェンスは、風通しがよく見た目の軽快です。
材質はアルミ・鉄・ステンレス・木材・樹脂系があり、中でも軽量で高耐久・加工性の高いアルミ製のものは人気が高いです。
デザイン的にも価格的にもバリエーションが豊富で選びやすく、幅広い層のお客様に選ばれています。
形式は、連続フェンス・組み込みフェンス・独立フェンスの3タイプが主です。

・塀
塀の種類は大きく分けて7種類あります。
コンクリートブロック/化粧ブロック/現場打ちコンクリート/吹き付け・塗り壁/天然石積み/レンガ/タイルがあります。
中でもコンクリートブロックは最も安く、耐久性も非常に高いため、境界部分に選ばれる方が多いです。

〇門扉・門柱・門塀

門まわりは、外構スタイルによりデザインパターンが異なります。
近年人気の高いオープンスタイルでは、門扉を設置しない開放的な入口にし、門柱のみを設置。そこにポストや表札を置きます。
クローズドスタイルでは、門扉・門塀をともに設置し、家の敷地と外をしっかり遮断します。重厚感のある門まわりにすることもあれば、閉鎖的な印象を和らげるタイプのものもあるので、求めるスタイルに応じて選びましょう。

・門扉
門扉には、左右対称両開き・左右の大きさが異なる親子扉・扉が一つの片開き・引き戸タイプがあります。
また素材には、アルミ・鉄・木材・樹脂系があり、木材・鉄製には高級感が感じられ、重厚感を醸し出すことができます。

・門柱
門柱は読んで字のごとく、「柱」になります。
インターフォンや表札・ポスト・宅配ボックスなどの機能がついているデザインが人気が高いです。

・門塀
門塀とは門のまわりの壁部分のことです。主に敷地とそれ以外を分けたり、家の道路側を目隠ししたり、ほかにもポストやインターフォン・宅配ボックスを設置する場所としての役割があります。
大きな道路や人通りの多い場所の家では多く取り入れられています。

〇土間コンクリート

土間コンクリートとはお庭の地面をコンクリートで舗装する施工方法のことをいいます。この部分は駐車スペースやアプローチなどによく用いられます。
土間コンクリートで床をフラットにすることで、車や自転車、車いすなどがスムーズに出入り出入りできるほか、水たまりやぬかるみなどをなくすことができるのです。
また舗装を行うことで雑草が生えてこなくなるなどのメリットがあり、お庭のメンテナンスのしやすさや舗装の中では最も安価で、場所や形状にとらわれず対応できるなど、さまざまなメリットを得られることができます。

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