外装リフォーム

2023.05.02

サイディングはお住まいの外観をおしゃれに彩ってくれる外壁材です。
そのため、新築の物件ではサイディングを使用したものが人気です。
またサイディングには、”窯業系サイディング”・”金属系サイディング”・”樹脂系サイディング”と種類もさまざまあります。
その中でも、”窯業系サイディング”はデザイン性も豊富なため、最も多くお住まいに使用されており、その使用率は80%ともいわれています。
金属系や樹脂系は、建物の見た目がスマートになるのでスタイリッシュなものを好む方に人気です。

〇窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜ、板状にした外壁材です。
機能性はもちろんのこと、デザイン性にも富んでいるので、日本の住宅ではこの外壁がほとんどです。
また、色やデザインのバリエーションがとにかく豊富なため、タイル調・レンガ調・石柄など、さまざまなデザインを楽しむことができます。

【メリット】
・デザインがとにかく豊富
・初期費用が抑えられる
・施工期間が短く済む
・耐火性に優れている

【デメリット】
・素材そのものには防水機能がない
・劣化しやすいためメンテナンスは必須

〇金属系サイディング

金属系サイディングは、ガルバニウム鋼板やアルミニウムなどの金属板を加工した外壁材です。
金属ですがその重さは非常に軽く、窯業系サイディングの重量と比べると、ガルバニウム鋼板であれば約1/4、アルミニウムであれば約1/8ほどの重さしかありません。
窯業系サイディングと比べると、デザインの幅は狭くなってしまいます。
しかし、金属という性質上、加工後のお住まいの見た目は非常にスタイリッシュになり、「かっこいい家」をお求めでしたらぜひオススメしたいものになります。

【メリット】
・断熱性が高い
・強度が高い
・軽量で地震に強い
・施工しやすい

【デメリット】
・錆びやすいのでメンテナンス必須
・傷がつきやすい
・デザインが限られている

〇樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を主原料とした外壁材です。
樹脂ということもあり、ほかのサイディング材と比べると非常に耐久性が高いことが魅力のひとつです。
また重量も非常に軽く、窯業系サイディングと比較するとその重さはなんと約1/10ほどと金属系サイディングよりも軽くなっています。
窯業系サイディングなどの外壁材では、ボード同士をつなぎ合わせるために”シーリング”と呼ばれる隙間を埋める作業が必要ですが、樹脂系サイディングの中にはこのシーリングが不必要なものもあります。

【メリット】
・軽くて建物への負担が少ない
・シーリングのメンテナンスが不要
・耐久性が高い
・変色しにくい
・吸水性が低く凍害が起こりにくい

【デメリット】
・取り扱っている業者が少ない
・デザインが少ない
・施工費が高い

〇タイル

タイルとは、土や石などの自然素材を高温で焼き固めたものをいいます。レンガのサイズをもとにつくられた”二丁掛”や、二丁掛より細い”ボーサータイル”など、種類によって大きさや形はさまざまです。
また、色も豊富でレンガ職のほかに白や黒、茶糸などタイプがあります。さらに、施工の際の使用方法も種類によって変わり、貼付けの際にモルタルを使うものや専用の接着剤を使用するタイプもあります。

【メリット】
・高級感がでる
・デザインが豊富
・メンテナンスにかかる費用が少なめ
・傷がつきにくく、汚れが目立たたない

【デメリット】
・初期費用が高め
・職人の腕によって耐久性に差が出やすい
・落下する可能性がある

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